【倒立振子part11】慣性ロータ系のパラメータ同定
前回DCモータのパラメータ同定を行い未知パラメータの導出を行った。
今回は慣性ロータ系のパラメータ同定を行う。
marurunru.hatenablog.com
導出方法
DCモータのパラメータ同定を求めたときと同様の方法で求めていく。
慣性ロータ系のモデルは【倒立振子part5】で導出した。
marurunru.hatenablog.com
運動モデルは
慣性ロータの数式モデルを下記に変更
ただし
とする。
シュミレーション結果
前回と同様に行った結果
シュミレーションの応答値と実験値の応答値の比較は下図の通りであり、ほぼ同等であり最適値として問題ないと判断する。
また今回の倒立振子の状態方程式では粘性摩擦抵抗は直接的に必要ではなくが求まれば計算できる。
以上より未知パラメータは
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次回
振子系のパラメータ同定を行うためにM5Atom Matrix内蔵のジャイロセンサを使って角度の導出を行う。